きょうは、「勇気づけられる言葉」について、記述します。
6月3日の日経新聞に「気持ちを高める言葉」という記事を見つけました。
6月29日「思いこみはリウマチに悪影響」、7月3日「ストレスの機序と対処について」と同様の記述が続きましたので、きょうはこの記事をご紹介したいと思います。
落ち込んでいるとき、ふさぎ込んでいるときには、ちょっと言葉をかけてもらったり、流行っている歌もしくは昔よく聴いた歌のワンフレーズに勇気づけられることってないですか?
わたしは、岡村孝子の「夢をあきらめないで」がすきです。落ち込んだときに聴いてみると初心に戻るというか、これまでつらかったことを乗り越えてきた自分を振り返り「負けるもんか、気持ちを切り替えがんばろう!」って思えるのです。
それから、好きな言葉は、マーガレット・ミッチェル原作の「風と共に去りぬ」のヒロインであるスカーレットオハラが言った「明日は明日の風が吹く」ですね。
ポジティブになれる言葉やだれかの詩、格言などを自分の中のどこかにしまっておいて苦しいつらいときにどっかから出してくるのがとよいかもしれません。
さて、新聞の記事の紹介に戻るのですが、ちょっと紹介させてもらうと(写しになるといけないのでちょっと内容を変更したり付け足したりしてます)
- 自分を信じる ことば
過去と他人は変えられないけど、未来と自分は変えられる
- 気持ちを緩めることば
自分は自分
成せばなる成さねばならぬ何事も成さぬは人の成さぬなりけり
- 悩みも失敗も貴重な体験 ととらえることば
人生に無駄はない 時には回り道も必要
ピンチはチャンス
- 人生悪いことばかりじゃないって思えることば
明日は明日の風が吹く
果報は寝て待て
やがて夜は明ける
全国の会社員公務員20-40歳代が選んだ落ち込んだときに聴きたい歌 ベスト5
(男女1031人へのネット調査から)
- 負けないで(ZARD)
- 明日があるさ(坂本九・ウルフルズ)
- ガッツだぜ(ウルフルズ)
- どんなときも(槇原敬之)
- それが大事(大事MANブラザーズ)
ですって。全部好きな曲ですね。KANとかも元気が出る歌つくってましたよね。
みなさんのも出来たら教えてくださーい。
神崎さん、こんばんは(*^o^*)
いつも拝見しております。
勇気付けられる曲・・・
藤井フミヤの「ALIVE」かな!
明日がある限り 長い坂を上ってゆく
明日が来る限り 渡れない川を渡るよ
誰かを愛していく 今は辛く悲しくても
何かを信じてゆく 壊れた夢の欠片を胸に
4月から診療報酬の改正で、リハビリの日数制限が波紋を広げていますよね。
リウマチの場合は、該当疾患ではないのでしょうか?ぜひぜひ解説をお願いしたいです。
ネットで調べてみたら、リウマチは大丈夫な気がしたのですが・・・。
それにしても、これでリハビリの期限が切られる方々は希望を断ち切られるようで残念でならないです。
署名が多く集まっているそうですが、打開できるといいなぁと思います。
投稿情報: MAHO | 2006年7 月 6日 (木) 22:38
MAHOさん、コメントありがとうございます。藤井フミヤさんの曲、今度カラオケで歌ってみます(笑)。
ご指摘のように診療報酬の改定の余波はさまざま起こっていますよね。根本には予想より遙かに早く進んでいる高齢化社会のために国の福祉財政が追いつかず、口減らしをしていきたい訳なんですよね。それでリハビリテーション領域にも医療費削減が始まったと言うことですよね。これはリハビリテーションをしている人々の中にはあまり回復の見込みがない場合もあることに対して診療報酬を改定し、受けられるリハビリ期間を短くしようとするものなんです。しかし効果がないということをどこで判定するのかが難しく、その基準もすぐには作れない、デモお金もないということで、疾患で分類しているんです。正直無茶です。これって一律にリハビリ効果のすくない疾患になったひとがひとくくりにされる危険があります。希望を失いますよね。リハビリ効果は人それぞれだし努力のたまものでもあるのです。でも財政が苦しいんですよね・・・困りました。
いま一番影響が大きくなりそうなのは
脳卒中や心筋梗塞・大腿骨頸部骨折などのあとのリハビリテーションです。
リウマチはいまのところ入っていませんが、安心はしてられない状況にはあると思います。だって国にお金がないんですもの(しつこいですね、私!)。この方向性を防ぐにはわたしたち研究者が、リウマチ患者さんのリハビリは効果があるのですよ!と研究で証拠を集め厚生労働省に訴えていくのが効果的なんです。しかしリウマチ患者さんにリハビリをした効果を示す論文は多くはありません。私もいま調べているところです。すこしでもお役に立てるようがんばりますからねっ!
投稿情報: 神崎 | 2006年7 月 7日 (金) 10:37
神崎さん、解説ありがとうございました!
現在対象となっている疾患以外のものも、将来的には厳しくなりそうなのですね。。。
先日リハの先生にも聞いてみました。
病院側としても、今回の改正どおりではやっていけないと言われていました。
なんとかかいくぐってリハビリを受けられるようにはしてくださるそうです。
そのあたりは、病院次第なんでしょうね。
術後以外でのリハビリを受けているリウマチ患者は、案外少ない気がします。外来リハビリはどこでも受けてもらえないのも理由のひとつかもしれません。たくさんデータや論文があればいいのですね。。。
投稿情報: MAHO | 2006年7 月11日 (火) 22:00
リウマチ患者さんに対するリハビリにまで抑制の方向になるかどうかは今の時点ではわかりません。しかし国が医療にかける費用を削減したりスリム化しようという方向性が強くなればそうなっていくかもしれません。
そのうえリウマチのリハビリを熟知しているPTもあまりいないので効果的なリハビリの推進はRAの人々は本当に切実な願いですよね。
このブログでも家庭で出来るRAリハの知識を仕入れて皆さんに公開して行けたらと思います。
投稿情報: 神崎 | 2006年7 月12日 (水) 14:03
神崎様 MAHO様
はじめまして!わたしはRA歴3年と半年の者です
ブログ拝見させていただきました
私の通っているRA科でプール療法でも結構有名な病院なのですがある日外来で伺った際受付の方からリハビリの診療報酬について書かれている紙を頂きました
その紙にはRAのリハビリ日数制限が150日とされていて理学療法士と先生に聞いてもRAは適用除外という事をおっしゃいませんでした
その時は鵜呑みにしたためRAのコミュニティに書き込んだのですがRAは除外されていますよと教えていただました
そして神崎さんのブログで確信させていただきました
RA科のある病院が知らなかったのかはわかりませんが間違った情報を患者に提供するのは今後は不透明な状態とはいえ問題なのではと思います
病院に意見しようと思います
MAHOさんの病院は良心的でいらっしゃるなぁ。。。
国もお金の使い方が偏っているから重要なところにお金が回らないのでは?と穿った見方をしてしまいます。。。
>家庭で出来るRAリハの知識を仕入れて皆さんに公開して行けたらと思います。
すっごくいいですね!心待ちにしております
初投稿で長々と失礼いたしました
よろしくお願いいたします
投稿情報: ねこ | 2006年8 月16日 (水) 04:16
ねこさん おたよりありがとうございます。リハビリの診療報酬改訂に関しては、国内の様々なところで議論が起こっています。今後は改訂によって実際このような問題が起こっているとか、あまり無いかも知れないけどこんな良い点があったとかの事実が整理され、その上でまた再考されるとは思っています。ねこさんも心配されるように、RA人口は多いとはいえずまた変な言い方ですが目立つ疾患でないので国や行政がRAに対してどのように対処していくのかは不明です。しかしリハビリが重要な疾患であることは間違いないのでRA患者さんへのリハビリ効果の事実を積み上げていくしかないのだと思います。
もうひとつ、リハビリの自由診療が進んでいくことも予測されます。つまりお金のある人ほど自分の受けたいリハビリを選択できるというような方向です。もう少し充実した福祉が受けられる国家にしてもらいたいものですよね。ほんと、先の見通しが明るくない日本では老後にお金は必要かもとおもうこのごろです・・・。
投稿情報: 神崎 | 2006年8 月25日 (金) 10:39