この週末に日本クリティカルシンキング研究会に参加しました。その研究会では日曜日の午前に「笑いと健康」というテーマで”自称:医者(産科医)もできる落語家”とおっしゃる昇 幹夫先生の講義を聴きました。
講義と言うよりまるで綾小路きみまろみたいなダジャレの連続でずっと私たちは笑いっぱなしでした。先生がおっしゃるには、リウマチの方々も笑うと痛みが消え炎症反応も下がるという結果が出たらしいです。
今日は、笑いがリウマチに効く というテーマでお話ししましょう。
この”リウマチの方々が笑うことで痛みが消え炎症反応が下がった”というのはリウマチ分野では権威ある研究雑誌「Journal of Rheumatology( ジャーナル オブ リューマトロジー)」という雑誌に本当に掲載されたことなのです。
落語を聞いて大笑いしたリウマチ患者さんの血沈値やインターロイキンー6(炎症と密接な関連)や痛みが減ったということです。この落語は、林家木久蔵師匠の落語を聴いた結果だということです。今度この文献を取り寄せてもう少しじっくり読んでみようとおもいます。
別のデータで落語は落語でもベテランと新人とでは効果に差があるというけっかもでているらしいですが・・・
私がこれまで文献を読んだ結果でも同じ出来事でも物事をポジティブに捉える人のほうが痛みや鬱の頻度が少ないという結果もでています。
なるべく楽しいことをして楽しいことを考えるほうがからだによさそうですね。とはいっても痛いときは痛いのがリウマチですよね。
先日お会いしたリウマチの方々がそろっていっておられました。お出かけやおしゃれしてお友達にあう予定があるときは痛みのコントロールもばっちりしているし気が張っているから体調は大丈夫なことが多いのだそうです。
帰宅してぐったりだーともおっしゃっていましたが(苦笑)。
そろそろはーるですねえ、ちょっとでかけてみませんかー。
たまには外へ出てお友達とお話しして発散しましょう。
出典:
Effects of mirthful laughter on neuroendocrine and immune system in patient with rheumatoid arthritis. J Rheumatol 1996; 23: 793-794.
リウマチの痛みと笑いって密接な関係があるんですね。
笑うことで、痛みが少しでも楽になるのはありがたいことです。もともとお笑いが好きですが・・・
笑いすぎてしわが増えるのがちょっと心配です^^;
これからも笑って・笑って・・・リウマチの痛みとさよならできたらいいです♪
投稿情報: く~にん | 2007年3 月 6日 (火) 23:14
書いてすぐコメント頂いて驚いています(^^)v。笑うとかポジティブに物事を考えるということは免疫能力を上げるようなんです。炎症が起きているとナチュラルキラー細胞(NK細胞)が抑制されているのですが笑うとかポジティブに物事を考えるとか、ストレスがかからないようにするとかでNK細胞が活性化されるそうです。そのことはリウマチにとっても免疫の自己細胞への攻撃を抑制することになるようです。
自分の周りで楽しいことを増やすとか参加する、またストレスになったらはけ口を作るなどは大切なことなんですって。私はいつも夫をはけ口にしてます。夫はストレス貯まっているかも知れませんが(苦笑)
投稿情報: 神崎 | 2007年3 月 6日 (火) 23:51
先日は、お会いできて嬉しかったです。
笑いは一番ですね。
辛いときでも、努めて笑顔を作ると楽になるんですよね。
じつは、私のHPが、復活しました。
リンクをさせていただきました。
投稿情報: もんちゃん | 2007年3 月16日 (金) 02:34
もんちゃんさん 先日はありがとうございました。わたしじつは今日までインドネシアに行っていました。バンダアチェというインドネシア津波地震が会った場所です。とっても遠くていまはクタクタです。
ここは家族を無くした人々の苦しみ悲しみが大きかったのですが、災害後2年がたち人々には生きていこうという活気がみられ反対に私たちが励まされました。
病気を持っていてもいろいろ大変なことがあるのですが前向きに考えてるようにしたほうが良いですよね。
わたしにとって価値観が少し変わった一週間でした。ブログちょっとお休みしてますがまた書きますね。またお会いしたいですね。
投稿情報: 神崎 | 2007年3 月17日 (土) 19:42