リウマチという病気は人それぞれであることを理解してあげましょう
人は親しい人に自分のことをわかってもらいたいと思いますよね。病気も同じなんです。リウマチの病状はその人の個性と同じように十人十色なんです。ですからそれを理解してあげるようにしましょう。難しい事ではないのです。「痛い」というものは「痛い」のです。だるいという時は「だるい」のです。受け止めてあげたらよいのです。甘やかしてくださいと言っていないのです。気持ちを受け止め認めてあげましょう。
長くつきあう病気ですから人付き合いと同様に
リウマチとも上手に付き合いましょう
リウマチの方々は皆、長く付き合うことになるリウマチに対して上手に付き合える方法を探しています。ご家族の方も同じだと思うのです。私の知っているリウマチの方で、「リウマチになって最初は悲しかったけど、今では生きることの大切さや家族のありがたさを感じ大切に思うようになり、リウマチになったことを感謝している」とおっしゃった方がおられます。病気と家族の歴史があっての言葉であると思います。その想いは、人によって違うと思います。しかしリウマチと上手に付き合えるほうがこの先の人生も楽だし楽しいと思うのです。
できるだけ毎日楽しくすごしましょう
リウマチであるご家族の方が痛がっていたりだるそうだったら、暗い気分になったり、どうしたらよいか分からなかったりするかもしれません。自分に余裕がないときには、相手に不用意な発言をしたりするかも知れません。それでは相手を傷つけますし、自分も嫌な気分になるでしょう。リウマチの方が痛いだるい時に、あなたにどうして欲しいかを聞いてあげてください。傍にいないほうが良いときもあるでしょう。なにかして欲しい時もあるでしょう。そしてするべきことがわかったら後は「ポジティブ(物事をよい方向に考える)」でいきましょう。
ストレスをはき出せる環境を創りましょう。
ストレスは悪いものと思っていませんか?実はそうではない場合もあるのです。ストレスを感じるからその状態を改善しようと思うのです。例えば受験生が試験への不安やストレスを感じて、一生懸命勉強するというようなことです。人はストレスがないと成長しない、といっても過言ではないのです。しかし・・・それが加重すぎたりすると病気になってしまいますよね。
できるだけ楽をしましょう
いろいろお世話することに疲れていませんか?気負わないで自分のペースでやっていますか?自分だけでお世話しようとか頑張ろうとか思わないほうが長続きします。世の中自分一人の力だけで生きているという人はどれだけいるでしょうか?私は、きっとほとんどいないと思います。私も助けや支援をたくさんもらって生きています。その代わり人の役に立っている時も、少しはあるかなと思っています。皆誰でも助けられ助けながら生きているのです。苦しいときは手伝ってもらい助けてもらいましょう。ただし、苦しいしんどいということを、その時にその人に伝えなければ相手も分かりません。ヘルプのできる環境を作り、ヘルプのできる人間関係作りをしていきましょう。
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